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社員ブログ路辺閑話

ドローン点検事業に向けて

掲載日:2023.04.24作成:Y.O

皆さんは、テレビでドローンを飛行させている時の映像を見たことがあるかもしれません。
近年の機種は、スマホ同様に写真・動画の映像が非常に綺麗かつ、人力では撮影できない場所の映像を収める事が出来る点がとても素晴らしいと思います。

当社もドローン点検事業を展開しようとしている中で、私も何度かドローンを飛ばした事があります。
今回はドローンを用いた空中撮影のメリット・デメリットについて挙げていき、私が実際に飛行させた時に感じた事も含めてお伝え出来ればと思います。

◆メリット
①災害地や危険区域など、人間の立ち入りが困難な場所への侵入が安全かつ容易
⇒こちらは、ドローンを使用する上での一番のメリットかと思います。
ドローンビジネスを展開している企業はこの点に着目している事が多く、
小型ドローンで配管・煙突内部等に侵入し、調査・点検・診断・分析を行っています。

②GPSやさまざまな解析アプリケーションへの対応
⇒スマホと同じなのでプログラミングをすることで自分好みの機体にカスタマイズする事が可能です。
ただし、外国産ドローンを使用する場合は、個人情報漏洩のリスクもあるので注意が必要です。

③有人ヘリや大型機と比較して低コスト
⇒ヘリコプターを自家用として購入すると、最低でも3,000万円程度、年間維持費に
400万程度がかかると言われています。その点ドローンは、機体は高くても300万円前後です。安価な機体だと数万円以内で購入可能です。
今となっては、ネット販売や家電量販店での取り扱いも増え、敷居が低くなりました。

④小型・軽量なので持ち運びが容易
⇒バッテリーとプロペラを含めた重量は、一般用ドローンの場合、200g~1.5kgと
軽量です。産業用の大型機体だと、5kg~30kgとなります。

⑤有人機では困難な低空・接近撮影が可能
⇒冒頭でもお話ししましたが、自身の操作次第でどのようなアングルにも対応可能なので、撮影の幅が広がります。
スマホやGoProとは一味違った映像が取れますので、撮影していて非常に楽しいです。

⑥操作が簡単
⇒ラジコンとは少し異なりますが、そこまで複雑ではありません。
私が受講したドローンスクールでも60代以上の方も無事卒業しているという話を聞いているので、慣れれば老若男女問わず誰でもドローンを操作する事が可能です。

◆デメリット

①飛行時間が短い
⇒ほとんどの機体がバッテリー搭載型で、バッテリー1本当り20~30分程度しか飛行させる事が出来ません。
機体購入時にバッテリーは4本程度セットで付いてくるので安心ですが、1バッテリーごとの飛行時間に気を配る必要があります。
ただ、バッテリー容量が少なくなってくると、プロポ(コントローラー)から警告音が鳴ります。警告音が鳴る前に機体を帰還させることが望ましいです。

②強風や悪天候に弱い
⇒小型の機体だと、風速8~10m/s程度で飛行させる事が困難となります。
また、プロペラ部の電気回路がむき出しになっている機体が多いため、小雨であっても
飛行を中止するのが望ましいです。事前に天気予報を確認する必要があります。

③遠隔操作のため、精密な動作が困難
⇒目視範囲外になるとプロポに映る映像を頼りに飛行させる事になります。
目視外飛行は非常に難しく、目視範囲内以上に精密な操作が求められます。
飛行経験時間が何百時間もある熟練ドローンパイロットであっても、落下や事故となった事例もあるので要注意です。

上記のように便利なドローンにもデメリットの部分があります。それに関しては、事前の対処が可能であり、
あとは飛行経験を積む事が大事です。私も国家資格取得に向け、邁進して参ります。

↓これまで飛行練習で撮影した動画です。

飛行練習動画①

飛行練習動画②